本サイトにはプロモーションが含まれています

中国でおすすめVPN5選【10年以上の利用経験から出張・駐在のおすすめVPNを解説】

中国で使えるおすすめVPN

中国で使うVPNを選ぶ際には、「中国政府の規制にすばやく対処できる」「快適なネット環境にできる通信速度がある」「中国からでも公式サイトにアクセスできる」などの条件が大事になってきます。

これらのことを踏まえて、中国でおすすめできるVPNは以下5つです。

中国で使えるおすすめのVPNサービス

中国出張・駐在において、VPNは必須アイテムになっています。

筆者も、中国在住時代も含めて中国への渡航時に、10年以上VPNにお世話になっています。

今回は、筆者の中国への出張・滞在経験と、VPN Lifeの中国滞在チームの検証に基づき、中国でおすすめのVPNについて解説していきます。

検証を行った中国の都市

VPN Lifeでは、中国在住スタッフの協力も得て、6つの都市で接続検証をしました。

以下のとおり「上海市」「江蘇省・蘇州市」「浙江省・寧波市」「江西省・南昌市」で検証したほか、「天津市」「福建省・厦門市」で利用可否を検証しました。

上海、蘇州、寧波、南昌のIPアドレス
検証した都市で使ったネットワークのIPアドレス

▼動画で詳細を確認したい方はこちら▼

読みたい場所にジャンプ

中国で利用するVPNの選び方

中国で利用するVPNを選ぶときに必須となるのは、以下の2つです。

中国で利用するVPNを選ぶポイント
  • 中国政府の規制にすばやく対処できること
  • 快適なネット環境にできる通信速度があること

中国政府の規制にすばやく対処できること

中国でのVPN利用で最重要となるポイントが、中国政府の規制対応にすばやく対応できている実績があることです。

中国では、VPNの利用が規制されていて、特に中国国外の動画サービスやSNSなどに接続できるサービスに対しては、当局が常に目を光らせています。

そのため、ある日突然VPNサーバーにつながらなくなることも少なくありません。

そこで、当局の規制を巧みに回避して、サービスを提供し続けられるVPNプロバイダと契約する必要があるのです。

快適なネット環境にできる通信速度があること

いくら規制に対応できても、通信速度が遅いと快適なネット環境を構築できません。

通信速度は、元々のネット回線のスピードや、滞在エリアによって異なります。

また、日本では快適な接続スピードであっても、中国に行くとスピードを大きく落とすこともあります。

少なくとも中国で「遅すぎて使い物にならない」と評価されているVPNサービスは、避けるべきでしょう。

中国でおすすめVPN5選【価格とサービスを比較】

中国でおすすめのVPNを「価格」、「接続サーバー数」、「サーバー設置国」、「同時接続台数」、「日本語対応」という5つの観点から比較しました。

スクロールできます
中国での安定性抜群優秀優秀優秀
サーバー数非公開3,000台以上1,300台47台非公開
サーバー設置国31カ国105カ国50カ国25カ国10カ国
日本語対応英語のみ日本語可日本企業日本企業日本企業
同時接続台数6台8台10台47台3台
価格:1ヶ月プラン1,649円/月1,425円/月1,628円/月1,097円/月1,100円/月
価格:6ヶ月プラン1,284円/月1,099円/月988円/月
価格:12ヶ月プラン908円/月
(635円/月)
734円/月594円/月938円/月
価格:24ヶ月プラン396円/月878円/月
無料お試し・返金保証14日間30日間30日間30日間2ヶ月
※1ドル110円で計算 ()内は当サイト限定クーポン利用時の価格

12vpn:中国での圧倒的な安定感に定評のあるVPN【中国からでも契約可能!】

12vpnトップページ
価格1ヶ月プラン:2,749円/月
半年プラン:1,466円/月
1年プラン:1,284円/月
※当サイト限定のクーポンで30%引き
無料お試し・返金保証期間14日間
サーバー台数非公開
サーバー設置国31カ国
日本語対応なし 英語のみ
同時接続台数6台(同じサーバーへの同時接続は不可)

中国でvpnサービスを使うときに、重要となるのが中国当局の規制に対する素早い対応です。

中国滞在者がVPNなしでもログインできる専用URLを設けていることからも、中国への対応の素晴らしさがわかります。(多くのVPNサービスは、中国以外からだと公式ページにアクセスできません)

当サイトでは12vpnを10年以上使っていますが、中国からの接続に問題が起こると、以下の対応をしてくれます。

  • 対処法を示したメールが来る
  • サーバーの場所を変えて、良好な接続環境を維持する
  • ログインURL窓口を変えて、中国からでもサイトにログインできるようにしてくれる

問い合わせに対するレスポンスも素晴らしく、たいてい1営業日中に何らかの返信を受け取れます。

そして、同時接続台数も6台あるので、家族とも共有できるのもGOODです。

唯一のデメリットは、設定もサポートも英語しか対応できないことです。

ただし、使われるのはシンプルな英語だけなので、Google Chromeの翻訳機能や、機械翻訳DeepLなどを駆使すれば、このデメリットは十分にカバーできるでしょう。

メリットデメリット
中国での取り締まりに対する対応が早い
サポートの対応がよい
中国専用リンクで、中国から申し込みできる
同時接続台数が6台と多い
Google Chromeだと拡張機能から簡単に操作できる
サポートが英語のみの対応になっている
12vpnがおすすめなのは
  1. 中国利用での安定感を求めている人
  2. 複数の端末でVPNを使いたい人

▼公式サイト▼

\14日間返金保証あり/

12vpnの詳細は、以下の記事にまとめています。

30%割引になるクーポンの利用方法も書いているので、あわせてご覧ください。

あわせて読みたい
【30%割引あり】12vpnの評判・レビュー【中国で13年利用】 12vpn(12vpx)は、中国から安定して接続でき、ネット規制の変化にも柔軟に対応できることが評判のVPNプロバイダです。そのため、中国で頻繁にVPNを使う人におすすめで...

ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN

ExpressVPNトップページ
価格1ヶ月プラン:1,496円/月
1年プラン:594円/月
2年プラン:396円/月
無料お試し・返金保証期間30日間
サーバー台数1,300台
サーバー設置国50カ国
日本語対応
同時接続台数8台

ExpressVPNは世界最大手の老舗で、有料登録者数が全世界で400万人を超えるVPNプロバイダです。

通信速度の速さや安定性に優れたVPNで、当サイトの検証でも常にトップクラスの通信速度を誇っています。

またアプリの起動から接続まで30秒~60秒ほどかかるVPNが一般的な中、ExpressVPNはわずか10秒ほどで起動から接続までを完了できるので、毎日の利用でもストレスがありません。

サーバー設置国、サーバー数も世界トップクラスなので、さまざまな用途で活用可能です。

中国の通信規制にも柔軟に対応していて、中国から接続する際にも安定感のあるVPNとして定評があります。

メリットデメリット
通信速度と安定性が優れている
アプリの動作が早くて使いやすい
ノーログポリシーを採用している
サーバー設置国のバリエーションが豊か
ビットコインでの支払いに対応している
中国からでも利用できる
価格が他のサービスに比べるとやや高い
ExpressVPNがおすすめなのは
  1. 速度と安定性を重視したい人
  2. 口コミや実績を重視してVPNを選びたい人

▼公式サイト▼

\30日間返金保証あり/

ExpressVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
ExpressVPNの評判・レビュー【メリット・デメリットは?安全性は?】 ExpressVPNは、アクティブユーザーが全世界で400万人を超えるVPNプロバイダで、通信速度とアプリの使い勝手に優れたVPNとして評判です。当サイトではExpressVPNを数ある...

MillenVPN:価格と安定性で評価急上昇中の日本製VPN

MillenVPNトップページ
価格1ヶ月プラン:1,496円/月
1年プラン:594円/月
2年プラン:396円/月
無料お試し・返金保証期間30日間
サーバー台数1,300台
サーバー設置国50カ国
日本語対応すべて日本語で対応
同時接続台数10台

MillenVPNは、日本の企業が提供している純日本製のVPNプロバイダです。

日本企業が運営するVPNは多数ありますが、サーバー設置国、サーバー数ともに日本のVPNの中ではトップクラスです。

契約・規約、操作マニュアルやサポートなど、すべて日本語での対応となっている日本人にとっても安心できます。

中国からの接続は、「OpenConnect」での接続が推奨されています。

初期設定がやや面倒で、接続のたびにパスワード入力を必要としますが、中国からの接続が安定しているのは大きなメリットです。

メリットデメリット
日本製の主要VPNサービスの中で最安値使える
サーバー数が多い
日本語対応が充実している
サービス改善を要望しやすい
ノーログポリシーを採用している
MillenVPN Nativeが優秀
中国からもアクセス可能
サーバー数が海外大手VPNに比べて劣る
通信速度が海外大手VPNに比べてやや遅い
MillenVPNがおすすめなのは
  1. 安価にVPNを契約したい人
  2. 日本語対応の安心感が欲しい人

▼公式サイト▼

\30日間返金保証あり/

MillenVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
MillenVPNの評判・レビュー【メリット・デメリットは?】 MillenVPN(ミレンVPN)は、「価格が安い」「使えるサーバー数が多い」「純日本製で安心」「中国からでもアクセス可能」など、高い評判を誇る日本製のVPNプロバイダです...

スイカVPN:中国対応が充実している日本製VPN

スイカVPNトップページ
価格1ヶ月プラン:1,097円/月
6ヶ月プラン:988円/月
1年プラン:938円/月
2年プラン:878円/月
無料お試し・返金保証期間30日間
サーバー台数50台
サーバー設置国25カ国
日本語対応すべて日本語で対応
同時接続台数50台

スイカVPNは日本製のVPNサービスで、ソフトもサポートもすべて日本語対応になっています。

スイカVPNは、1-2ヶ月の短期間の利用でも、月額1,000円以下で契約できることと、同時接続台数が50台と多いことがメリットです。

そのため、ある期間だけ集中的にVPNを使いたいという方には、お得なサービスになっています。

一方で、長期利用に対する割引が少ないので、長期利用を前提とするなら12vpnやMillenVPNの方が割安で利用できます。

メリットデメリット
日本語対応が充実している
同時接続台数が50台と多い
短期間の利用だと価格が安い
接続サーバー数が少ない
長期間の利用料金は割高
スイカVPNがおすすめなのは
  1. 日本語でのサポートが必須な人
  2. 短期間での利用を考えている人

▼公式サイト▼

\2週間無料お試し/

スイカVPNの詳細は、以下の記事にまとめています。

あわせて読みたい
スイカVPNの評判・レビュー【メリット・デメリットは?】 スイカVPNは、純日本製で日本語対応がしっかりしていて、中国での利用者から評判のよいVPNプロバイダです。接続サーバーの選択肢が少なく、長期利用だと料金がやや割高...

セカイVPN:老舗の日本製VPN

セカイVPNトップページ
価格1ヶ月プラン:1,100円/月
無料お試し・返金保証期間2ヶ月
サーバー台数非公開
サーバー設置国10カ国
日本語対応すべて日本語で対応
同時接続台数3台

セカイVPNは、老舗の日本製VPNで、中国駐在員の中でも長く利用されてきた実績のあるサービスです。

価格は他のVPNサービスに比べて割高で、同時接続台数は3台までしかないことがデメリットですが、すべて日本語で対応してくれる安心感が欲しい人におすすめです。

メリットデメリット
無料体験期間が長い
日本語対応が充実している
使えるサーバーの設置国が少ない
同時接続台数が3台と少ない
通信速度が遅い
長期間の利用と考えると少し割高
セカイVPNがおすすめなのは
  1. 価格よりも老舗の安心感が欲しい人

▼公式サイト▼

\最大2ヶ月の無料体験あり/

中国におけるVPN利用の違法性

VPNの利用を規制している事実はあるものの、利用自体を違法とまでは言い切っていません。

中国には国際ネット通信に関する法律「中华人民共和国计算机信息网络国际联网管理暂行规定」がありますが、VPNの利用については直接的に言及していません。

ごく稀にVPNユーザーが、この法律を根拠に摘発される事例はありますが、何千万人のユーザーのうちの数十名程度の話です。

基本的に、VPNを利用して大々的にビジネスをしたり、反政府的な言動を紹介したりしない限りは、摘発されるリスクは限りなくゼロと言ってよいでしょう。

中国でのVPN利用に関する違法性については、詳細は以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
中国でのVPN利用は違法?【VPN規制の理由】 中国でのVPN利用は規制されていて、許可されていないVPNは違法となりますが、個人で楽しむ範囲では摘発されるようなことはまずありません。 この記事では、中国における...

中国でVPNを利用する際の注意点

中国でVPNを利用する際の注意点は、以下3つです。

中国でVPNを利用する際の注意点
  • 中国渡航前に契約を済ませておく【例外は12vpn
  • 2つ以上のVPNサービスを契約する
  • VPNネコなどの無料VPNの利用は避ける

それぞれ詳細を解説していきます。

中国渡航前に契約を済ませておく【例外は12vpn】

中国でVPNを利用するときに困るのが、中国からだとVPNなしでVPNプロバイダの公式サイトにアクセスできないことです。

VPNを契約するのにVPNが必要になるというジレンマです。

そのため、中国に渡航する前にVPNの契約を済ませておくことをおすすめします。

例外が12vpnです。

12vpnには中国専用ログインURLがあり、中国からでも公式サイトにアクセスして、契約したり、設定用のファイルをダウンロードしたりできるからです。

2つ以上のVPNサービスを契約する

出張で中国に滞在するだけならVPNサービスは1つで十分ですが、中国駐在員の人は2つ以上のVPNサービスを持つのは必須です。

冒頭でも解説したように、中国当局の規制により突然VPNサーバーが使えなくなるケースがあるからです。

しかも中国から新たにVPNサービスを契約しようにも、中国からだとVPNプロバイダの公式サイトにアクセスできません。

VPNプロバイダは、当局の規制を回避できるように日夜努力をしていますが、絶対ではありません。

実際に、当サイトがかつて中国駐在時代に使っていたVPNサービスで、中国当局の規制と思われることが原因で突然アクセスできなくなったサービスもありました。

こうした理由から、中国でVPNを利用する場合、1つをメイン、1つを予備として持っておくことをおすすめします。

中国で2つのVPNを使う場合のおすすめをタイプ別に分けてみました。

タイプおすすめVPN
通信速度の早いVPNを利用したい
日本のサポートが受けられるサービスを利用したい

VPNネコなどの無料VPNの利用は避ける

今回紹介しているVPNはすべて有料ですが、世の中にはVPNネコVPN Gateのような無料VPNもあります。

しかし無料VPNサービスは、以下の点からおすすめできません。

  • 通信速度が遅いから
  • セキュリティが脆弱だから
  • 中国当局への対応が弱いから

通信速度は用途によっては許容できるかもしれませんが、セキュリティと中国当局への対応は問題です。

セキュリティに関しては、香港の無料VPNサービスが2,000万人のユーザー情報を流出するという問題も起こしています。

参考記事(英語):Report: No-Log VPNs Reveal Users’ Personal Data and Logs

一定のセキュリティを保ち、適切なサポートをするために必ず費用がかかります。

ましてや中国の場合は、規制当局への素早い対応のためのコストも必要です。

有料VPNを仮に2つ契約しても、費用は月々約1,500~2,000円、1日あたりに換算すれば50~66円です。

十分なセキュリティを確保しながら、中国で快適なネット生活を維持できるのであれば、十分に許容できる価格ではないでしょうか。

まとめ

中国で利用できるおすすめVPNサービスは、以下5つです。

中国で使えるおすすめのVPNサービス
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

Written By

VPN Lifeは、「実際のVPN利用経験」と「世界のVPN情報」にもとづいて情報発信するVPNメディアです。2011年からVPNを利用する日本人1名(管理人)、中国人2名、シンガポール人1名の合計4名のチームで運営しています。

読みたい場所にジャンプ