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VPNをオフにするとどうなる?【常時接続の必要性は?】

VPNをオフにするとどうなる?常時接続の必要性

VPNをオフにすると、セキュリティリスクやプライバシー侵害のリスクが高まってしまいます。

そのため、フリーWi-Fiなどのセキュリティリスクの高い環境や、決済情報などの大事な情報を送信する場合は、VPNをオン(常時接続)にしておくことがおすすめです。

また、特定の地域から見れないコンテンツを見たい場合も、VPNをオンにすることは有効です。

この記事では、VPNをオフにすると起こることについて、詳細に解説していきます。

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VPNをオフにすると何が起こるのか?

VPNをオフにすると、以下のようなことが起きます。

VPNをオフにすると何が起こるのか?
  • データが暗号化されなくなる
  • IPアドレスが露出する
  • ジオブロックされる

データが暗号化されなくなる

VPNをオフにすると、通信しているデータが暗号化されなくなります。

そうすると、個人情報や重要なデータが保護されず、第三者によるデータの盗聴や改ざんのリスクが高まります。

セキュリティが脆弱な場面でVPNを利用しないときのイメージ
通信が暗号化されていないと盗聴のリスクが高まる

VPNを使うと暗号化されたデータが送受信されるため、第三者が通信内容を傍受しても中身を理解できません。

IPアドレスが露出する

VPNをオフにすることで自分の実際のIPアドレスが露出され、インターネット上での位置や行動履歴・検索履歴などが追跡される可能性もあります。

実際にIPアドレスがわかると、アクセスしている場所をある程度まで特定可能です。

日本から接続したときのIPアドレス
IPアドレスからアクセスしている場所がわかる

VPNを使うとIPアドレスを隠して通信できるので、プライバシーを侵害されたり追跡されたりするリスクを大きく低減できます。

ジオブロックされる

VPNをオフにすると、IPアドレスが露出されるので自分の現在地がわかってしまいます。

自分の現在地がわかってしまうと、滞在国の外で配信されている限定コンテンツへのアクセスがブロックされてしまいます。(これをジオブロックといいます)

ジオブロックがあると、海外から日本のTVerを見たり、日本から韓国のエンタメ番組を見たりできません。

また、国によっては政府の検閲の影響で、特定のコンテンツにアクセスできないこともあります。

VPNによる通信だと、実際の滞在地・居住地や、政府による検閲などに影響されず、特定のコンテンツにアクセスできるようになります。

VPNをオフにするタイミングは?

VPNをオフにするタイミングは、一般的に以下3つの場合です。

VPNをオフにするタイミングは?
  • インターネットの接続速度を改善したいとき
  • 通信のセキュリティレベルが高いと考えられるとき
  • VPN接続が理由でWebサイトにアクセスできないとき

それぞれ詳細を解説します。

インターネットの接続速度を改善したいとき

VPNを使用すると、暗号化のための処理時間がかかることから、通信速度が遅くなるケースもあります。

VPNをオフにすると暗号化処理が不要となるので、接続速度を改善できるようになります。

たとえば、大容量のファイルをダウンロードする際や、オンラインゲームをプレイする際には、VPNをオフにすることでより快適に通信できるようになるかもしれません。

ただし、接続速度が向上するかどうかは、元のインターネット回線の状況に依存することは留意しておきましょう。

通信のセキュリティレベルが高いと考えられるとき

VPNは通信データを暗号化してセキュリティを高めるため、個人情報や重要なデータの保護に役立ちます。

しかし、利用している通信環境のセキュリティレベルが高いと考えられる場合は、VPNをオフにしてもよいでしょう。

たとえば、自宅のWi-Fiや、スマホのテザリング機能などを用いる場合は、フリーWi-Fiに比べるとセキュリティのリスクは少なくなります。

また、一般的なウェブサイトを閲覧するだけで利用するなど、通信内容の秘匿性が求められない場合は、VPNをオフにしてもほぼ問題はないでしょう。

VPN接続が理由でWebサイトにアクセスできないとき

一部のWebサイトやオンラインサービスは、VPN接続を使用しているとアクセスできない場合があります。

サービス提供者がVPN接続であることを検知して、ブロックしているからです。

このような場合は、VPNをオフにして、Webサイトを利用する必要があります。

もっと詳しく:VPN接続すると見れないサイト【原因と対策は?】

VPNの常時接続が必要なときは?

VPNの常時接続が必要と考えられるのは、以下のような場合です。

VPNの常時接続が必要なときは?
  • フリーWi-Fiを使用する場合
  • 大事な情報を送信する場合
  • ネット規制の厳しい国でインターネットを利用する場合
  • 滞在国以外のコンテンツにアクセスする場合
  • 帯域幅の制限を避けたい場合

それぞれの場合でVPNの常時接続が必要な理由を解説していきます。

フリーWi-Fiを使用する場合

フリーWi-Fiは便利ですが、セキュリティリスクが高いケースも少なくありません。

セキュリティリスクの高いフリーWi-Fiを利用すると、個人情報などの重要情報が第三者に漏洩してしまう可能性があります。

VPNを常時接続しておけば通信内容を常に暗号化できるので、フリーWi-Fiに不正アクセスをされても重要な情報を保護できます。

大事な情報を送信する場合

カード決済など、重要な情報を送信する際もVPNを利用しておくと安心です。

特に上記のようなフリーWi-Fiだと、パスワードや決済情報が盗み取られて悪用されることもあり得ます。

VPNを常時接続して通信を暗号化しておけば、不正アクセスの不安もなくなります。

ネット規制の厳しい国でインターネットを利用する場合

一部の国では、インターネットへのアクセスが制限されています。

ネット規制の厳しい国の代表例が、中国、ロシア、イランなどです。

VPNを常時接続しておけば、これらの国でも自由にネット上のコンテンツにアクセスできるようになります。

滞在国以外のコンテンツにアクセスする場合

VPNに接続しておけば、自分の位置情報を変えられます。

たとえば、ドイツやアメリカにいながら、日本にいるかのように振る舞うことも可能です。

このVPNの特性を活用すれば、滞在国以外のコンテンツにもアクセスできるようになります。

たとえば、TVerのような日本国内限定の動画配信を海外から見たり、逆に韓国のエンタメ番組のように韓国国内限定の動画配信を日本から見たりできます。

帯域幅の制限を避けたい場合

一部のインターネットプロバイダでは、帯域幅の制限を設けていることがあります。

帯域幅制限のデメリットは、ネット上のコンテンツを快適に利用できなくなることです。

たとえば、オンラインゲームを快適にプレイできないなどの状況が考えられます。

VPNの常時接続により帯域幅制限を回避すれば、スムーズにゲームをプレイできるようになります。

よくある質問

VPNのON/OFFに関して、よくある質問をまとめました。

VPNはON/OFFどっちがよいですか?

VPNをオフにするとセキュリティが弱くなり、重要なデータや決済情報を第三者に盗まれるリスクが高まります。

一般的には、公共のフリーWi-Fiを使用する場合や、セキュリティが重要なデータを送信する場合はVPNをONにしておくのが安心です。

VPNをOFFにするにはどうすればよいですか?

VPNをOFFにするには、使用しているデバイスの設定やVPNアプリにアクセスし、VPN接続を切断する必要があります。

たとえば、このサイトでおすすめしているVPNサービスの1つ「」の場合、アプリの電源ボタンをクリックするだけで簡単にVPNをON/OFFできます。

ExpressVPNで日本に接続する

他のVPNサービスも、アプリで簡単にON/OFFできるので、初めての方でも手軽にVPNを利用できます。

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VPNが勝手にONになるのはなぜですか?

VPNが勝手にONになる原因のほとんどが、VPNアプリの設定によるものです。

VPNアプリの設定で「自動接続」や「常時接続」などが選択されていると、インターネット接続すると同時にVPNがONになってしまいます。

自動接続の方がセキュリティ上は安心ですが、特定のサイトにアクセスできないなどの問題が生じる場合は、設定を変えて手動でON/OFFできるようにしましょう。

まとめ

以上、VPNをオフにするとどうなるか?について解説しました。

ポイント
  • VPNをオフにすると、データが暗号化されなくなる、IPアドレスが露出する、ジオブロックされるなどの問題が生じる。
  • VPNをオフにするタイミングは、インターネットの接続速度を改善したいとき、通信のセキュリティレベルが高いと考えられるとき、VPN接続が理由でWebサイトにアクセスできないときなど。
  • VPNの常時接続が必要と考えられるのは、フリーWi-Fiを使用する場合、大事な情報を送信する場合、ネット規制の厳しい国でインターネットを利用する場合、滞在国以外のコンテンツにアクセスする場合、帯域幅の制限を避けたい場合など
  • VPNが勝手に接続されてしまう原因のほとんどは、VPNアプリの設定によるもの。設定を変えて手動接続にすれば解決可能。
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